白鵬の内弟子、十両山口に第1子男児誕生 名前は「白禄」(しろく)
「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)
横綱白鵬(32)の内弟子で十両の山口(28)=宮城野=が11日、第1子となる長男が5日に誕生していたことを明かした。昨年2月に結婚した夫人が地元の名古屋で3050グラムの男児を出産し、母子とも健康。「白い季節の授かりもの」と冬にちなみ白禄(しろく)と命名。横綱からも1字をいただいた。
5日は稽古後、大急ぎで病院に駆け付け「(生まれる)2分前に間に合った」とぎりぎり立ち会えた。すぐに携帯動画で出産シーンを撮るなどバタバタ。「後で感動した」と、遅れてパパになった実感は湧いてきた。
「(自分に)似ていると思います。ガッツ石松の試合後の顔みたい」と照れ笑い。2場所連続負け越しで十両12枚目と降格危機を跳ね返す発奮材料だ。
この日は白鵬とともに友綱部屋に出稽古し、精力的に動いた。「気合入りました。勢い付けていく」と、話した。