安美錦、最年長入幕へ前進 通算出場回数は高見山と並ぶ歴代6位に

 「大相撲秋場所・12日目」(21日、両国国技館)

 元関脇で東十両2枚目の安美錦が勝ち越し、九州場所(11月12日初日)で8場所ぶりの再入幕へ前進した。10月3日に39歳の誕生日を迎え、幕内復帰となれば土佐ノ海の38歳6カ月を抜き、昭和以降、最年長となる。

 土俵際、右足1本で残し同じ青森県出身の新入幕大成道を突き落とした。「まず勝ち越しが前提で突破できた。あと3つ、やることをやる」と気合。大混戦の十両はトップで4敗の4人が並ぶ。舛田山の36歳3カ月を超える戦後最年長の十両優勝の好機だ。

 通算出場回数を1654回とし、高見山と並ぶ歴代6位。昨年夏場所、左アキレス腱断裂からはい上がってきた。前日の安室奈美恵の引退報道に「(安と美の2文字を見て)俺が引退するのかと思ったよ」と冗舌。技もトークもまだまだ切れる。

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