稀勢の里、稽古総見回避か 秋場所出場メド立たず…体作り優先の意向

 左膝を痛め、名古屋場所を途中休場した横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が31日、都内の部屋で稽古を行ったが、3日連続で土俵には入らず、基礎運動のみで終えた。

 秋場所(9月10日初日、両国国技館)へ向け、「焦らずに体を作る。一番いい状態で土俵に上がれるように。まだまだですよ」とマイペースを貫いた。

 1日の横綱審議委員会による稽古総見も参加に難色を示す。「行ってもやることがないだろうから」と部屋での体作りを優先する意向だ。相撲を取る稽古の再開には「その日その日の朝の状態を見て。決めずにやる。稽古したい気持ちはある」と慎重。初日まで10日ながら、出場のメドは立たない状況だ。

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