プロテニスプレーヤーの西岡良仁（２１）がミキハウスと所属契約を結んだことが１１日、発表された。大阪市内で開催されたミキハウス新春祝賀会で明らかになった。

　西岡はミキハウスを通じて「スポーツに対する想いや深いご理解のあるミキハウスと、これから共に戦っていけることをとても光栄に思います。また子供たちに夢の素晴らしさを伝えるお手伝いができることも大変うれしく思います」とコメント。

　ＡＴＰランキング（シングルス）は１月９日現在１００位だけに、２０１７年は「自己ベストを６０位以上に更新、グランドスラム３回戦突破を目標に、昨年以上に躍進できるよう頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します」とさらなる飛躍を誓った。

　ミキハウスも「東京オリンピックや４大大会をはじめとする国際舞台でもっと活躍したいという強い意志を受けて、次世代の中心選手としてサポートすべく、契約した」と、今後のテニス界を担うであろうエース候補のサポートを約束した。

　三重県津市出身の西岡は４歳でテニスを始め、１５歳の時には錦織圭も通った米国のＩＭＧアカデミーに留学。１８歳でプロ転向し、１４年アジア大会では金メダルを獲得するなど、今後の成長が期待されている。