テニス大坂なおみが、錦織と同じ日清食品に所属

日清食品と所属契約を結んだ大坂なおみ(中央)
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 女子テニスで、ハイチ出身の米国人の父を持つ世界ランク47位の大坂なおみ(19)が25日、日清食品と所属契約を結んだことを発表した。都内で行われた会見に出席し、「小さい頃からカップヌードルを食べていたので、この度日清食品さんのファミリーの一員になれて大変うれしい」と話した。

 12年4月から所属契約している男子の錦織圭(26)に続き、インスタントカップ麺の世界売上ナンバー1企業から、世界のトッププレーヤーを目指す。

 大坂は今季の女子テニスツアーで、全豪、全仏、全米で3回戦に進出し、WTA(女子テニス協会)の最優秀新人賞に日本勢として初めて選出された期待のホープ。「小さい頃から世界でナンバー1になりたいと思っていた。世界を回る中でそれが難しいのもわかったが、確実に近づいていると実感している」と意欲を燃やした。

 22歳で迎える20年東京五輪に向けても期待が懸かる。日清食品の安藤宏基社長から「大坂選手と錦織選手に優勝してもらうことを期待している」とエールを受け、大坂は「金メダルを獲るためにはトップ5に入り、グランドスラムを獲らないと」と着実にステップを踏むことを誓った。

 まずは来季に向けて、「トップ20を目指して頑張る。グランドスラムでも(今季以上の)準々決勝を目指す」と抱負を語った。

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