白鵬が2敗目、年間最多勝もストップ「仕方がない」
「大相撲九州場所・10日目」(22日、福岡国際センター)
横綱白鵬(宮城野)が大関稀勢の里(田子ノ浦)に寄り切りで敗れ2敗目(8勝)を喫した。
左からのおっつけで攻め立てられたが、逆襲に転じて土俵際まで詰め寄り、稀勢の里が1度は諦めたそぶりを見せた。しかし、そこを決めきれずに反撃されると、最後は左四つとなり寄り切られた。
2敗に後退した白鵬は冷静さを失わなかった。チャンスがありながら勝ち切れなかった相撲内容を、「勝負勘が足りないかな。突いて出るとき、もうちょっと落ち着いてやれば良かった」と振り返った。
この黒星で、昨年まで最長記録の9年連続でマークしてきた年間最多勝がストップすることが確定。「先場所ひと場所休んだから、こういう結果は仕方ない」と、淡々と受け止めた。




