青学大が初優勝で2冠目、全日本大学駅伝 最終8区でエース一色が早大とらえる
「全日本大学駅伝」(6日、熱田神宮~伊勢神宮・8区間106・8キロ)
正月の箱根駅伝を連覇中の青学大が5時間15分15秒で今大会の初優勝を果たし、10月の出雲駅伝に続く今季の2冠目を獲得。来年の箱根駅伝では3連覇とともに、史上4校目の3冠を目指すことになった。
過去の3冠達成は1990年・大東文化大、2000年・順大、10年・早大の3校。
青学大は1区で8位と出遅れたが、2区の田村和希(3年・西京)が区間賞の走りで盛り返し、最終8区を1位と49秒差の2位でたすきを引き継いだエースの一色恭志(4年・豊川)が、前を行く早大の安井雄一(3年・市立船橋)を5・96キロの地点でとらえた。その後は安井も追走を試みたが、7キロ過ぎから一色が差を広げてゴールのテープを切った。
青学大と56秒差の2位に早大が入り、3位は山梨学院大、4位・駒大、5位・中央学院大、6位・東洋大までの上位6校が来年の大会シード権を獲得した。
青空の下、今季2冠目の青学大の選手たちはエース一色、原晋監督(49)の順番で胴上げ。原監督は、「学生たちがホントに頑張った。途中(トップと)1分強離れた時にはハラハラドキドキだったが、ギリギリのラインで辛抱してくれた。最後、一色が150点200点の頑張りを見せてくれた。学生たちにありがとうと言いたい」と感謝の弁。史上4校目の3冠達成に向けては、「チャンスは大いにある。勝つべく時に勝ちたいので狙っていきます」と宣言した。
最終8区で49秒差を逆転した一色は、「きつかったですけど、何が何でも抜いてやると決めてスタートした。これで安心もしているが、今の状況で箱根駅伝優勝というのは、そんなにうまくはいかないと思う。今度はプレッシャーもかかると思うが、チーム一丸で優勝を目指したい。今回は泣かないが、次の箱根では泣く準備をします」と語った。
原監督は大会前々日(4日)の記者会見で、「名古屋と言えばエビフリャー、ゴールの伊勢は伊勢エビ」と、ご当地ネタに絡める「エビフライ大作戦」を掲げ、「ゴールという頭にエースの一色、他の7区間はどこを切っても新鮮ピチピチでおいしいエビ」と最長19・7キロの8区に一色を置く戦略を示し、1~7区も全員5000メートル13分台を並べた布陣に自信を見せていた。




