「大相撲秋場所・14日目」(24日、両国国技館)
東十両筆頭の宇良(24)=木瀬=は取り直しの末、阿夢露を送り出して5勝目を挙げた。
最初の一番では相手の押しに後退し、俵つたいに右へ右へと移動し、土俵際でほぼ同時に落ちた。物言いが付いて取り直しとなった2度目は低く立って左右と動き、右の投げを打ちながら相手の後ろについて送り出した。
今場所の取り直しは5日目の大栄翔戦に次いで2回目で白星は初。「気持ちを切り替えられた。所作も間違えなかったのでよかったです。2回目は踏み込む足を変えて、前回の取り直しより緊張しなかった」と振り返った。