A東京がBリーグ開幕戦に勝利 伊藤HC「経験したことがないような試合」

第2Q、シュートを決める東京・田中大貴=代々木第一体育館
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 「Bリーグ、A東京80-75琉球」(22日、国立代々木競技場)

 日本プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」がアルバルク東京(A東京)-琉球で開幕し、昨年のNBL(ナショナル・バスケットボールリーグ)王者であるA東京が80-75で勝利した。会場には9132人のブースター(ファン)が詰めかけた。また世界初の全面LEDコートなどを駆使するなどの派手な演出が会場を盛り上げた。

 第1クオーター(Q)、開始20秒でPFトロイ・ギレンウォーターのシュートでA東京が先制。そこから一時は16-4まで差を広げた。第1Q終了時は26-19だった。

 第2Qは、開始から琉球が連続でシュートを決める。開始から3分後ごろには、琉球のSF喜多川のシュートで26-27と逆転。しかしA東京も盛り返し、43-36で前半を折り返した。

 第3Qは64-51。第4Qは、琉球が猛追を見せた。しかし終盤5点差まで迫られたところでA東京のSG田中大貴が3点シュートを決めリードを広げる。その後さらに3点差まで詰め寄られたが、逃げ切った。

 A東京の伊藤拓磨ヘッドコーチ(HC)は「僕も経験したことがないような(雰囲気の)試合だった。やろうとしていることが出せたし、盛り上がる試合になって良かった」と充実の表情。12点を奪った田中も「開幕戦の勝利はうれしい。最初は硬くなったところもあったけど、徐々に慣れました」と話した。

 一方、敗れた琉球の伊佐勉HCは「まず悔しい。あと10分欲しかったですね。ちょっとエンジンがかかるのが遅かった」と振り返り、PG岸本隆一は「1万人の中で試合をした経験はあったけど、きょうはすごく緊張した。プレーに集中して、また岸本のプレーが見たいって思わせられるように、練習あるのみです」と雪辱を誓った。

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