北島 最後の五輪挑戦へ気合十分

 「競泳・日本選手権」(4日開幕、東京辰巳国際水泳場)

 リオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた競泳の日本選手権は4日、東京辰巳国際水泳場で開幕する。3日は会場で公式練習が行われ、100メートル、200メートル平泳ぎに出場する北島康介(33)=日本コカ・コーラ=は5大会連続の五輪出場を目指す。

 五輪への挑戦は「最後になる」と公言する北島が、今大会で見せたいのは「今できる最高の泳ぎ」だ。五輪2大会連続2冠の栄光とは「過去にすがってもしょうがない」と決別。新たな北島を見せつけるつもりだ。

 練習は積んできた。平井コーチも「かなりいい。自己ベストにいけたら」と太鼓判を押す。五輪へは派遣標準記録突破と2位以内が条件。2種目とも自己ベスト(100メートル=58秒90、200メートル=2分7秒51)更新なら、派遣標準記録(同=59秒63、2分9秒54)を突破する。アテネ五輪で「超気持ちいい」と叫んでから12年。北島が勝負の時を迎える。

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