駒大・村山謙太 弟の“兄超え”許さん
「箱根駅伝」(1月2日開幕、10区間)
第91回箱根駅伝(来年1月2、3日)で7年ぶりの総合優勝を目指す駒大が12日、都内で公開練習を行い、エースの村山謙太(4年)が最後の兄弟対決に闘志を燃やした。
仁川アジア大会5000メートル5位の双子の弟・紘太(城西大)とは2区で激突する可能性がある。卒業後は兄弟そろって旭化成へ入社することが決まっているが、勝負となれば話は別だ。
11月の全日本大学駅伝では、同じ1区でほぼ同着ながら、兄が区間賞を獲得。リベンジを誓う弟は箱根での兄超え宣言をした。そんな弟に対して兄は「自分の走りさえすれば勝てる」とプライドをのぞかせた。
「昨年より状態はいい。ワクワクしている」。エースとして、兄として、何としても先頭でタスキをつなぐ覚悟だ。
