合同合宿でライバルに“川内節”さく裂

 アジア大会マラソン代表の公務員ランナー、川内優輝(27)=埼玉県庁=が9日、北海道士別市で公開されたマラソンナショナルチーム合宿で、“川内節”をさく裂させた。自身は40キロ走で2位に入り、順調な調整ぶりを示した。

 鎬(しのぎ)を削ってきた実業団選手との合同合宿でも、歯に衣(きぬ)着せぬ言動は健在だ。

 1週間前の北海道マラソン組やケガ人などにより、この日の40キロ走に代表12人中7人しか参加しなかったことに「僕も1週間前のパースを走ったけど、40キロだけはやれと言われて来た。代表の重圧の中、こういう注目される場にきっちり合わせて結果を残すことで、選考会や五輪などでも結果が出る。合わせられない選手は来年はいない」とピシャリ。

 「ふがいない選手はペンの力でどんどん叩いてもらって、打たれ強い、素晴らしい選手をつくってほしい」と、より厳しい環境を求めた。

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