明子“当確”圏内の2位「出し切れた」

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、さいたまSA)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、2大会連続の五輪を狙う鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=が、“当確”圏内の2位につけた。

 「震えるぐらい緊張して、あくびが止まらなかった」。冒頭の連続3回転ジャンプは後半が回転不足となったが、その後は落ち着いて立て直した。「自分のスケート人生」をテーマにしたSP「愛の賛歌」を情感豊かに滑りきり、表現力を示す構成点では真央に次ぐ高評価。「ほぼすべてを出し切れた」と、拳を握った。フリーは「オペラ座の怪人」。魂の演技で夢切符をつかみ取る。

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