白鵬熱望!五輪開会式で土俵入り

 「大相撲秋場所」(15日初日、両国国技館)

 横綱白鵬(28)=宮城野=が8日、2020年東京五輪開催決定を受け「新たな夢ができた。20年まで現役で頑張ります」と意気込んだ。日本青年会議所神奈川ブロック大会が同県伊勢原市で開かれ、ボクシング元東洋ミドル級王者カシアス内藤氏(64)=E&Jカシアス・ボクシングジム会長=とのトークセッションで熱く語った。

 98年長野冬季五輪の開会式で横綱曙が土俵入りを行ったが「それも夢の一つです」と意欲満々。父ムンフバド氏は68年メキシコ五輪のレスリング銀メダリストだけに「もし(20年に)相撲の現役でなかったら選手で出たいくらい」と、五輪への思い入れを口にした。

 また、日本国籍取得の意思については「はい、そうですね。どんな形でも相撲に関わりたい」と即答。もともと国籍を取得して引退後は親方として独立する方針だが、公の場での明言は異例。五輪決定の興奮で口を滑らせたようで、終了後は国籍に関する問いかけには応じなかった。

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