強化試合ブラジル敗れるも投手陣は収穫

 「WBC強化試合 ソフトバンク2‐0ブラジル代表」(28日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが6投手の完封リレーでブラジルを下した。五回2死から松中、代打・高谷の連続長短打で先制。八回にも相手の連続失策で加点した。ブラジルは2‐6で敗れた26日のオリックス戦(京セラドーム)に続いて、強化試合2連敗となった。

 ソフトバンク先発の寺原は3回を2安打2三振無失点。2番手のルーキー山中(ホンダ熊本)も2回を無安打3三振と好投した。各投手とも持ち味を出して、相手打線を3安打に封じた。

 ブラジルは先発の仲尾次、2番手のアサクラがともに2回無失点。前日に来日したエース格のリエンゾは1回2安打1失点ながら、最速145キロの直球、鋭い変化球を投じ、資質の高さをうかがわせた。

 八回には16歳の右腕・ミサキが登板。守備陣に足を引っ張られて失点したが、最速138キロ直球と落差の大きいフォークは潜在能力の高さを感じさせた。ブラジル投手陣は最終的にソフトバンク打線を4安打に抑えた。

 試合後、会見したラーキン監督は「非常にいいゲームができた。エラーはしましたが、素晴らしいゲームだった。明日、準備の時間があるので、日本戦もこの調子でできることをやっていきたい」と述べた。強化試合を終えたブラジルは、3月2日の1次ラウンド初戦で侍ジャパンと対戦する。

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