「ＷＢＣ日本代表合宿」（２１日、サンマリン宮崎）

　与田投手コーチが、２３、２４日に行われる壮行試合、豪州戦で、守護神を固める方針を明かした。山口や牧田らが候補に挙がっており「２３、２４日の内容を参考にしたい。緊張感のあるところで投げさせたい」と、テストする考えを示した。

　有力候補だった浅尾が右肩の違和感でメンバー外となる誤算。本番まで２週間を切り、守護神の固定が急務となっているが、与田コーチは「（候補は）３、４人」と明かした。リリーフ専門の山口、森福、今村の３投手に加え、好調の牧田も候補となりそうだ。

　本番を想定し、４投手は豪州との２連戦で試合終盤に起用する方針。プロ１年目には抑えの経験もある牧田は「先発でも中でも、しっかり準備して３連覇に向けてがんばりたい」と、頼もしい言葉を口にした。