広島が最終戦でサヨナラ負け 今年を象徴するような敗戦に安仁屋宗八氏「選手はもっと悔しがらないと」
「阪神2-1広島」(7日、甲子園球場)
延長11回、広島は5番手のターノックが制球の乱れからピンチを招き、梅野の内野安打でサヨナラ負けを喫した。援護射撃の薄い打撃陣と耐えきれない投手陣。ここ数年の傾向が浮き彫りとなる最終戦だった。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「選手はもっと悔しがり、それをキャンプの練習にぶつけてほしい」と語り、おとなしいイメージのチームに強さや激しさを求めた。
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接戦も延長の末にサヨナラ負け。その原因となったのは先頭打者への四球だからね。投打ともに今年を象徴するような試合になった。
先発した玉村は六回までは非常によかった。立ち上がりから直球にキレがあったし、制球も良く自分のペースで投げていた。
しかし、終盤に入り100球前後になると、この試合のようにどうしてもつかまる傾向にある。七回、大山に浴びた左線への二塁打も高寺に許したセンター方向への同点打も、カウント0-2と追い込んでおきながら打たれたものだ。
両方とも変化球で、うまくさばかれたが、もったいなかった。七回を越えられないということは結局、スタミナが課題ということなのだろう。
ただ、投手陣に寄りかかっている打撃陣という構図は今年も変わらなかった。好投しても報われないという試合が多いのは確か。
特に中堅や若い選手にとっては、最終戦で最後のアピールの場となったが、林は四回、満塁の場面で遊ゴロ併殺打。二回は1死一、三塁で浅い左飛に倒れ、犠飛とはならず併殺。
末包も二回に1本出たあとは2三振。ボール球の変化球に手を出してカウントを悪くし、追い込まれてまた変化球を投げられると空振りしてしまう。末包は三振かホームランでいいと思っていたが、やはりボール球を振っていては進歩がない。
物足りないと思うのは技術面だけではないですよ。カープの選手はもっと悔しさを表に出してもいいんじゃないか。三振して、アウトになって、みんなすーっとベンチへ帰っている。当たり前みたいに。若い選手であっても感情をムキだしにすればいい。
四球が失点に結びつくことは嫌というほど経験したし、ここぞで打てないということも。このあとすぐに秋の練習が始まるが、チームは生まれ変わることが期待されているのだから、こうなったら必死でやるしかないだろう。
