広島・床田 1カ月ぶり勝利 二回以降ほぼ完璧6回1失点 新井監督「前回よりは良いボールがいっていたと思う」

 「中日1-5広島」(12日、バンテリンドーム)

 広島の先発陣にも漂っていた悪い流れを床田寛樹投手が食い止めた。6回2安打1失点の力投で4勝目をマーク。6月3日・日本ハム戦(マツダ)以来、4登板ぶりの勝利となり、「それなりに四球もあったが全体的に良かった」と振り返った。

 初回は2死から村松に先制アーチを被弾。森下、森に続いて3戦連続初回先制弾を浴びた形になったが切り替えた。「(前日までは)そのままズルズルいくことが多かったので、ソロはしょうがないから、この後しっかり頑張ろうと思って投げた」。以降は許した安打も、ぼてぼての内野安打1本だけ。テンポの良い投球で味方の逆転を呼び込んだ。

 5回5失点(自責2)だった前回登板の5日・阪神戦(甲子園)では、新井監督から「もう少し出力が上がってこないと、ちょっと苦しいんじゃないかというふうには見える」と指摘されていた。この日は最速145キロ。中盤以降、変化球中心の組み立てになりながらも要所では力強い直球を投げ込み、指揮官も「前回よりは良いボールがいっていたと思う」と評価した。

 先発陣は森下が不調で2軍調整となり、玉村も右足を痛めて戦線離脱。苦しい台所事情なだけに床田の頼もしさが際立つ。「なかなか勝てていないので。次も勝てるように頑張りたい」。勝負どころの夏場で真価を発揮していく。

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