広島3連敗 森浦また悪夢 新井監督「本人もしんどいと思う」起用法再考も…先発・床田と4点差守れず
「広島5-6DeNA」(12日、横浜スタジアム)
広島が痛恨の逆転負けを喫して3連敗となった。これで借金も2に拡大。一時は4点をリードするも七回に先発・床田寛樹投手(31)と2番手・森浦大輔投手(27)が2人合わせて4点を失い、試合をひっくり返された。今季7敗目にして七回以降の逆転負けは早くも4度目。新井貴浩監督(49)は継投の場面について言及し、森浦の起用法などを再考する可能性を語った。
ダメージの大きな敗戦が積み重なっている。左翼席を赤く染めた鯉党は沈黙。DeNAファンの歓声を背にカープナインは力なくベンチ裏へと引き揚げていった。勝利への道筋はもろく、瞬く間に打ち砕かれた。勢いづいた相手に対抗する術はなく、厳しい現実をまたしても突きつけられた。
4-2で迎えた七回2死から悪夢が広がった。テンポ良く腕を振っていた先発・床田がドラフト3位・宮下(東洋大)に一発を被弾。1点差に詰め寄られると、続く蝦名に二塁打を浴びたところでベンチは継投を決断した。
新井監督は「球数にはまだ全然余裕があったけど、何かあったらすぐ行けるように、ブルペンにも準備するように言っていたので」と説明。床田は降板時で65球だったが、「序盤から変化球が高かった」という投球内容も考慮して早めに動いた。しかし、2番手・森浦が勝又に左翼線に落ちる同点適時二塁打を食らうと、代打・度会に決勝の勝ち越し2ランを献上。わずか数分で4点を奪われ、のみ込まれていった。
結局、床田は6回2/3を7安打4失点。今季は自身初の開幕投手を務めたものの初星が遠く、「これだけ点をもらって勝てないってなったら、自分のせいかなとは思いますね」と責任を背負った。
森浦は2敗目となり、「準備はいつも通りできていた。その結果、打たれてしまったので…」と肩を落とした。守護神として臨んだ今季だが、2日・ヤクルト戦(神宮)と4日・阪神戦(マツダ)でセーブに失敗し、チームも敗戦。この日も厳しい結果となり、新井監督は「ちょっと本人もしんどいと思うから、そこはいろいろまた考えていきたい」とコメントし、起用法などを再考していく可能性をちらつかせた。
これで七回以降に逆転されての敗戦は今季4度目となった。攻撃面では4番に好調のモンテロを据えるなどの打線組み替えが奏功。四回までに4得点をあげ、快勝ムードも漂っただけに、もどかしさが募る。14日からは敵地で中日との2連戦に臨む。開幕カードで3連勝した相手から、白星を重ねて勢いを取り戻す。
