広島・モンテロ 今季初4番で2安打 「自分の仕事しっかりできた」 福地チーフコーチ「やっぱり雰囲気がある」
「広島5-6DeNA」(12日、横浜スタジアム)
助っ人が状態を上げてきた。広島・モンテロが今季初めて「4番」でスタメン出場し、2安打2得点だ。「自分の仕事がしっかりできた。守備でも、打つことでも、走ることでも」。黒星を喫した悔しさを押し殺しながら、前を向いた言葉は、力強かった。
二回の先頭では左前打を放ち、暴投で二塁へ全力疾走。1死三塁となり、坂倉の中犠飛で本塁へ勢いよく滑り込んだ。四回無死二塁では一、二塁間を鮮やかに破る右前打を放ち、この回の3得点につなげた。「(四回の)2打席目は、走者が二塁。つないでいこうと思ったんだ」。一発を狙っても良い場面で、走者を進めるケース打撃に徹した姿に、チームの士気は高まった。
昨季43試合で4番を担ったドミニカンは今季、開幕から下位打線での起用が続いた。それでも前向きな姿勢で、結果を残すために打撃練習からフォームの修正に余念がなかった。この日放った2安打は、いずれも低めの球。下半身の粘りで拾えるようになったのは、練習のたまものだ。
福地1軍打撃チーフコーチは、「やっぱり雰囲気がある。主軸に走者がいる状況で回したら、点が入る雰囲気が出てきた」と期待を寄せる。チームの連敗は3に伸びた。悪い流れを止めるためには、打線の奮起が欠かせない。その中心には、モンテロがいる。
