広島・小園WBCモード 「脇役」でも出たい初詣も避けた 気になる吉報「ほんとに何の連絡も来てないので」

 打撃練習を行う小園(撮影・畠山賢大)
 小園が着用する侍カラーのシューズ
2枚

 いざ世界じゃ!広島の小園海斗内野手(25)が4日、広島市内のトレーニング施設で自主トレを公開した。今年3月に開催予定の第6回WBCの侍ジャパンメンバー入りを改めて熱望。スタメンや主役への思いは封印し、日本のために身を粉にして戦う姿勢を際立たせた。例年よりも調整を早めて侍モードに突入していく。

 世界の大舞台へと続くであろう小園の2026年の幕開けは静かなものだった。ひんやりと冷たい空気が張り詰めるトレーニング施設に乾いた打球音が響く。休んだのは「1日(元日)だけ」。WBCに向けての超速仕上げを目指す中、マシン打撃を終えると、一息ついて侍ジャパンへの強い思いを語り始めた。

 「候補として名前を挙げてもらっているのは、うれしい。(WBCに)出たいという気持ちは強く持っていますね」

 何度も「まだ選ばれているかも分からない」と強調したが、自身の役割まで頭の中で思い描けている。起用ポジションは「二遊間のどっちか」と想定。昨年、カープで61試合に出場した三塁も含めて、高いユーティリティー性で貢献していく心意気を示した。

 一昨年の国際大会「プレミア12」ではベストナインに輝くなど、井端ジャパンの常連メンバーとなっている。ただ、小園にレギュラーの自覚はない。「ここって言われたところでやりたいなと思う。試合に出る、出られないは別に関係ないと思うので」と力を込めた。

 メンバーに選出されればドジャース・大谷翔平らスター選手と共闘することになる。自身は「脇役というか、そんな感じで」と苦笑い。昨季のセ・リーグ首位打者として「どんどん塁に出て、かき回して、本塁打とかを打ってもらって(本塁に)かえしてもらう形で」と足元を見つめた。

 12月はトークショーなどのイベント参加で多忙だったが、「早めに準備してという感じで今年はやってます」と調整にぬかりはない。風邪をひかないように人が多く集まる初詣も避けた。WBC球でキャッチボールも行っており、3月の大舞台を向けて野球に全集中している。

 あとはメンバー入りの吉報を待つのみ。「ほんとに何の連絡も来てないので…。選ばれてるか選ばれてないか、どっちか、ちょっと教えてほしいんですけど」。そう言って笑った小園は再びトレーニングに向かった。

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