「中日５－６広島」（１０日、バンテリンドーム）

　広島が逆転勝ちで今季バンテリンでの最終戦を白星で飾り４位に浮上した。初回、中村奨が松葉から自身初の先頭打者弾となる５号ソロを放ち先制。３点を追う六回には菊池が左翼席へ同点の３号３ラン。再び１点を追う八回、末包の適時二塁打で同点に追いつくと、１死三塁から菊池が決勝の左犠飛を放った。先発の玉村は５回６安打４失点。新井監督の主な一問一答は以下の通り。

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　－八回は代走の羽月、大盛が好走塁。

　「羽月も大盛も常に準備をして、意識を高く持ってくれているというのが伝わるね」

　－菊池が４打点。

　「（六回の一発は）２球目だったかな。『浮いてこい、浮いてこい』と期待していたけどね。それをああいう場面でホームランを打つわけだからね。本当、頼りになるベテランです」

　－玉村の投球は。

　「結果的に４点取られたのかな。でも立ち上がりからマウンド上での姿を見ていて、前回の神宮、前々回のバンテリンよりマウンド上での強さは感じました」

　－右手に打球が直撃した中崎の状態は。

　「まだ分からない。腫れているから、明日の回復具合を見て」