広島・林晃汰が2年ぶり本塁打 バックスクリーンへ今季1号ソロ「しっかり捉えることができた」 ウエスタン本塁打王が持ち味発揮

 「ヤクルト-広島」(20日、神宮球場)

 広島の林晃汰内野手が今季1号ソロを放った。

 「しっかり捉えることができました。なんとか塁に出ようという気持ちで必死に打ちにいった結果、ホームランになってよかったです」

 5-7で迎えた六回1死で林のバットが火を噴いた。マウンド上のアビラの外角球をすくい上げるように強振すると、打球は直前に花火が上がっていた神宮の夜空に舞い上がった。カープファンの歓声にも乗ってグングン伸びていき、バックスクリーンに飛び込む一撃となった。

 待望の一発にも表情を変えずにダイヤモンドを一周した林。ベンチに戻ると、ナインから頭をポンポンとたたかれて手荒い祝福を受けた。

 林は今季が高卒7年目。ウエスタンではここまで7本塁打を放っており、同リーグトップ。17日から満を持して1軍に昇格していた。

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