広島・森下 3年ぶり神宮星だ 前半戦ラスト白星締めで自身の連敗止める「なんとかいい形で」

 広島の森下暢仁投手(27)が18日、前半戦最後の登板を白星で締めくくることを誓った。前回11日・中日戦(バンテリン)では7回2失点の力投を見せるも、リーグワーストの9敗目を喫した右腕。「(前半戦を)なんとかいい形で終われたらいいなと思います」と力を込めた。

 6月20日の楽天戦(マツダ)から、自身4連敗中。ここまで5勝9敗と負けが先行しているが安定感のある投球は続けている。クオリティースタート(先発で6回以上投げて自責点3以下)率は規定投球回に到達している投手の中ではDeNA・東に次ぐリーグ2位の87・5%を記録。イニング数は同1位の116回と先発投手としての仕事は全うしている。

 神宮球場での登板は今季初。同球場で白星を挙げれば22年7月以来、3年ぶりとなる。「主力は抜けてますけど、コンスタントに点は取れている」とツバメ打線を警戒しつつ、「1試合ずつしっかりゲームをつくっていくことを意識したい」と自らの投球を貫き、白星を呼び込む構えを強調した。

 この日はマツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加。キャッチボールなどの軽めの調整を行い、東京へ向かった。「次も変わらずやるだけかなと思います」と短い言葉に気合を込めた森下。前半戦最後のマウンドで意地の1勝を刻む。

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