広島が連敗7で止める 17戦ぶり4得点 バウアー攻略に成功
「広島4-3DeNA」(16日、マツダスタジアム)
広島が17試合ぶりに4得点以上を挙げ、連敗を7で止めた。相手先発・バウアーを打ち崩した。
1点を先制された直後の初回にバウアーの暴投で三走が生還して同点に追いつくと、三回は2死から中村奨が左中間フェンス直撃の二塁打で出塁。次打者・大盛が右翼線への勝ち越し適時二塁打を放つと小園にも中前適時打が生まれた。
六回にはモンテロが5月17日・阪神戦以来、自身172打席ぶりの一発となる2号ソロ。待望の本拠地初本塁打で4得点目を奪った。広島が4得点以上を挙げるのは6月22日・楽天戦以来17試合ぶり。球団ワーストとなる1959年の17試合連続3得点以下を阻止した。
先発・大瀬良は七回途中3失点で4勝目。12年目にして通算1500投球回に到達した。4-3の七回は2死一、二塁のピンチを2番手・中崎がしのぎ、八回は森浦が無失点でリレーした。捕手・坂倉が二盗を刺す好プレーもあり、同点を許さなかった。
この試合に敗れて、首位・阪神が引き分け以上ならば自力優勝の可能性が消滅する危機だったが、チーム一丸で阻止した。





