敗戦の広島・新井監督「今日は森下の試合。先に降ろすことはやりたくなかった」「奨成、いいスイングだった」一問一答
「巨人1-0広島」(4日、東京ドーム)
広島が接戦を落とし、2試合連続完封負け。東京ドームでは今季4戦4敗となった。
自身2連敗中の先発・森下は七回まで無失点投球の力投。だが八回1死で代打・キャベッジに右越えソロを浴び、8回113球、5安打1失点ながら両リーグワーストに並ぶ8敗目を喫した。
打線は相手先発・山崎に8回無失点、10三振の快投を許し、わずか3安打と沈黙。八回は1死から矢野が二塁打、森下が三振に倒れて2死二塁から中村奨が痛烈な打球を放つも、左飛に倒れた。試合後の新井貴浩監督(48)の一問一答は以下の通り。
-森下の投球は。
「よく投げたと思います。ナイスピッチングでした」
-今年一番ぐらいの内容。
「良かったね。相手もいいピッチャーなので負けたくないと思ってマウンド上がったと思うし。本当、いいピッチングだったと思います」
-八回1死二塁の好機で森下に代打を送らなかったのは、そういった部分も踏まえて?
「もちろん。当然。1アウト三塁とか、そういう場面だったら代打だったけど、あそこは当然(代打は送らない)」
-巨人・山崎との投げ合いで、先にマウンドを降りないという思いもあったはず。
「もちろん。今日は森下の試合だと思うんで。先に降ろすということはやりたくなかった。結果ホームランを打たれたけど、ナイスピッチングだったと思います。野手は今度また森下が投げる時に点を取ってくれるでしょう」
-打線は山崎に苦戦。
「(試合前時点で)7勝して防御率1点台前半(1・24)のピッチャーだから。いいピッチャーというのは分かっているんだけど、まぁまた次かな。次に向けて準備したいです」
-中村奨の打球も不運だった。
「完璧に捉えていたと思うし、前進守備でね。そこも紙一重だったかなと。奨成、いいスイングだったと思います」





