広島・森下が今季最短5回3失点で降板 制球定まらず4四球を与え109球を要する

 「中日-広島」(27日、バンテリンドーム)

 広島の森下暢仁投手(27)が今季最短となる5回8安打3失点で降板した。

 初回、上林と村松の連打で無死一、三塁とされると、岡林の二ゴロ間に先制点を献上。味方が二、三回に1点ずつを奪い、逆転するも右腕の調子は上がってこない。

 1点リードの三回は2死から一、二塁のピンチを招く。ここで迎えたボスラーが放った二遊間への打球は、菊池が回り込んで好捕。二塁へ送球するも、ワンバウンドした送球を遊撃手・矢野が捕球できず、二走・岡林が一気にホームイン(記録は菊池の失策)。なおも2死一、二塁となると、佐藤にフルカウントから右前適時打を浴び、逆転を許した。

 四、五回は無失点でしのぐも、いずれの回も四球を与えるなど不安定な投球。109球を要し、五回で降板となった。

 森下は試合まで今季13試合に登板し、5勝6敗、防御率2・25をマークしている。

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