広島・新井監督「自信にしていい」 手応え!交流戦連勝5割締め「攻撃力は上がっている」 チーム打率12球団1位・265

 「広島5-2楽天」(22日、マツダスタジアム)

 確かな手応えを感じながら広島・新井貴浩監督はナインと勝利のハイタッチを交わした。連勝締めでセ・リーグ勢では1位となる9勝9敗で交流戦を終えた。指揮官は「選手がよく頑張ってくれたと思います」と称賛し、攻撃陣に目を向けた。

 交流戦のチーム打率・265は、12球団1位で成長を印象づけた。大盛が交流戦期間だけで3本の本塁打を放つなど台頭し、ファビアン、モンテロの両外国人も状態をキープ。小園、坂倉といった軸になる選手も継続的に安打が出ており、この日はベンチスタートの中村奨が決勝の逆転打を放った。

 新井監督は「開幕したときより攻撃力は上がっていると思う」と充実の表情。続けて「交流戦では機動力に関しても勇気を持ってスタートを切ってくれた。機動力を交えられたところも得点力が上がった要因だと思う」と18試合で17盗塁だった走塁面にも収穫を得た。

 初対戦の投手が多いパ・リーグ球団との試合でチーム全体のテーマとなっていたのが『どんどん振って仕掛けていく』という意識。反動として完封負けを食らう試合もあったが、「打ち勝った試合もあった」と朝山打撃コーチは話し、指揮官も「自信にしていいと思う」と交流戦の戦いぶりを総括した。

 これで新井政権下では3年連続交流戦負け越しなし。かつての鬼門での奮闘は、27日から再開されるペナント争いに向けて大きな糧となる。

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