広島 矢野とファビアンの激突で決勝点失う 痛恨の逆転負け
「広島2-5阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島が逆転負けで2連敗となった。
開幕戦でも投げ合った森下暢仁と村上頌樹のマッチアップ。打線は二回1死から坂倉が左越えの二塁打を放つと、次打者・モンテロが中越えの適時二塁打を放って先制に成功した。モンテロは22日・ヤクルト戦以来、5戦ぶりの打点となった。
四回2死二、三塁のピンチでは遊撃手・矢野がヘルナンデスが放った三遊間深めの打球をワンバウンドで素手で捕ると、そのまま一塁へ遠投。打者走者はアウトとなり、異次元のプレーで無失点で切り抜けた。
しかし、先発・森下が五回に逆転を許す。近本に同点適時打を浴びると、2死一、三塁から森下翔太の打ち取った飛球を左翼手・ファビアンと遊撃手・矢野が交錯。ボールが転々とする間に2人の生還を許して、勝ち越された。





