広島・ファビアン 歴史刻む 驚異の5月全試合安打17戦連続安打中 鯉助っ人最多「22」へ自然体 

 雨天中止となり、調整するファビアン(撮影・市尻達拡)
 モンテロらと談笑するファビアン(撮影・市尻達拡)
 ウオーミングアップをするファビアン(撮影・市尻達拡)
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 「広島(降雨中止)ヤクルト」(21日、マツダスタジアム)

 ここまで来たら球団史に名を残す!17試合連続安打中である広島のサンドロ・ファビアン外野手(27)が21日、ヤクルト戦が雨天中止となり、マツダスタジアムで練習を行った。球団の外国人選手の連続安打は22試合が最長。「記録をつくることができたら、それはうれしいこと」と笑顔を見せ、快音を継続させることを誓った。

 まだ雨が降る前のグラウンドで外野ノックを受けた絶好調男はノッカーを務めた赤松コーチに「アカサン、アリガトウゴザイマシタ!」とペコリ。その後、中止が決まり、「本当は毎日試合をしたい」とこぼしながらも「天気のことは仕方ない。切り替えて明日頑張ろう!」と、陽気に気合を入れ直した。

 4月30日・巨人戦(東京ド)から、5月は全試合安打となる17戦連続安打を継続中だ。球団外国人選手の連続安打記録は1997年のルイス・ロペスで22試合。その記録まで、あと5試合に迫っているが「そんな記録があったことは知らなかった。そういうことはあまり気にしていない。打席に入る時は、『自分のできることをやろう』と。それしか考えていない」と自然体を貫く。

 この日発表された7月開催の『マイナビオールスターゲーム2025』の第1回ファン投票中間発表では外野手部門で5位にランクイン。新たな記録を打ち立てれば、票はさらに伸びていく。

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