広島 初の開幕投手・森下は7回2失点で黒星「結果が全てなので」と佐藤輝への被弾悔やむ

 「広島0-4阪神」(28日、マツダスタジアム)

 広島が4年ぶりの本拠地開幕となった一戦で、見せ場なく敗れた。新井監督就任後、開幕戦は3連敗となった。

 自身初の開幕投手を務めた森下は初回1死一塁で佐藤輝に甘く入ったチェンジアップを右翼席に運ばれ、先制点を献上。「結果が全てなので、あそこにいってしまったというところと、打たれてしまったというのが全てだと思います」と一切の言い訳をせず敗戦を受け止めた。

 それでも二回以降は粘り強く腕を振り、7回4安打2失点。五回で球数は90球に達した中、追加点を与えず114球の力投を見せた。「本当に粘り強く、初回からゲームをつくっていかないといけないと思う。そういう部分でしっかりチームが勝てるように、リズムをつくっていきたい」と前を向いた森下。今季初黒星の悔しさを、次戦への糧にしていく。

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