【安仁屋宗八の眼】広島開幕投手候補3人は「うまくいっている」が気になる守備面「もう少し厳しく言ってもいい」

 「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)

 広島の開幕投手候補である森下暢仁、大瀬良大地、床田寛樹が今年初の実戦形式となるシート打撃に登板。3投手の力強い投球に新井貴浩監督はリリーフ左腕・塹江に託すことを明言している開幕投手について、「揺らいできた」とニヤリ。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「本番モードが伝わってくる」と感銘を受けた投手の名を挙げた。

  ◇  ◇

 開幕投手候補の3人は調整がうまくいっているのが分かるシート打撃登板だった。特に森下が仕上がっているよね。大瀬良と床田は「調整」という感じがあったが、森下は球に力があって、コントロールもできている。開幕投手を本気で取りに行くんだという本番モードが伝わってくる投球だった。

 栗林も直球に強さがあって、フォークもキレがある。代役守護神の心配をする必要はないと思う。あとは島内の直球の力とチェンジアップの落差がタイトルを取った一昨年の良い状態に戻っているように見えたね。

 ただ気になったことがあって、それは守備面だよね。ゴロや送球をポロポロしている選手が多いし、コーチもそれを指摘していないように見えた。何事もなかったように済ませているように見えるから、もう少し厳しく言ってもいいと思う。カープ野球は守備がウリ。このキャンプは特守がほとんどない。もう遅いくらいだけど守りの練習にも、もっと時間を割かないといけない。

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