広島・栗林 手術後初のシート打撃登板は20日「試合と同じ気持ちで」 直球は「質で言ったら良い」
昨年10月に右肘関節の手術を受けた広島・栗林良吏投手(28)が17日、20日のシート打撃に術後初めて登板する予定であることを明かした。「今のところは順調にきている。ストライクがしっかり取れるように(状態を)合わせていきたい」と意気込んだ。
1日から11日まで行われた宮崎県日南市での1次キャンプで4度ブルペン入り。16日には沖縄キャンプで初のブルペン入りを果たした。「スローペースではありますけど、プラン通り」と表情は明るい。直球については「例年より、質で言ったら良い」と順調な回復ぶりを伺わせる。
20日のシート打撃では、変化球などの制限などは設けない予定。「抑えにいくのが対打者。試合と同じ気持ちでいきます」といきなり“本番モード”でマウンドに上がる覚悟だ。
新井監督が「横一線のスタート」と宣言して始まった今キャンプ。「早く実戦に復帰して結果を出さないと自分の立場もなくなる。そこだけはずっと焦りも持ってます」と指揮官の言葉をしっかりと受け止め、ここまで歩みを進めてきた。開幕守護神の座を目指し、調整のギアを上げていく。





