広島・秋山 3戦連続マルチ「チームがもっと活気づく打席、走塁を」 積極走塁で得点も「もうちょっとやれることないか」
「中日2-1広島」(6日、バンテリンドーム)
敗戦後のベンチ裏、広島・秋山翔吾外野手は後輩選手に対してプレーの助言を与えていた。にじみ出るチームを引っ張る責任感。打っても3戦連続マルチ安打としたリードオフマンは「1番で出ている以上、チームがもっと活気づく打席や走塁、何か訴えるものを出さないといけない」と現状打破への強い思いを吐露した。
初回は梅津の150キロ直球に詰まりながらも中前打。3戦連続初回の1打席目で安打を記録した。「とにかく早く…」。攻撃陣は絶好調の選手がいない苦しい状況だ。「先発も中継ぎも頑張ってくれている」と言うだけに、早く先制点を奪いに行こうとする必死のコンタクトだった。
2点を追う六回も先頭で中前打を放ち、犠打で二塁へ進塁。「僕にとっては難しい判断ではなかった」と暴投の間に、一気に本塁を陥れた。迷いなく三塁も蹴った積極的であり、冷静な判断。「セーフになる自信が自分の中ではあったし、0から1にしないとベンチが重苦しいから」と、36歳が先陣を切ってチームをもり立てた。
チームは貧打に苦しんでいる。秋山も自身の「結果が出ていることに関してはいいこと」と前を向きながらも「もうちょっとやれることないかなと思う」と唇をかみしめた。模索するベテランの姿はナインにも全体にも波及するはず。突破口は必ずどこかにある。
