広島が今季11度目の完封負け 打線が西武・隅田の前に手も足も出ず 先発・森下はまさか…今季ワースト5失点

 5回まさかの5失点でベンチに引きあげる森下(撮影・園田高夫)
 4回、空振り三振に倒れた小園(撮影・園田高夫)
 3回、左中間二塁打を放った秋山(撮影・園田高夫)
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 「西武5-0広島」(12日、ベルーナドーム)

 広島が今季11度目の完封負けで連勝は2でストップ。交流戦は7勝7敗の勝率5割に逆戻りとなった。

 打線は西武・隅田の前に手も足もでなかった。五回まで、わずか2安打に抑え込まれると、その後も打線が沈黙。最速150キロを超える直球と、変化球のコンビネーションの前に攻略の糸口を見つけられなかった。隅田に4安打完封を許した。

 先発の森下は突如崩れた。0-0で迎えた五回。2死三塁から元山に中前適時打を浴び、先制点を献上。これが24イニングぶりの失点だった。その後も西武打線を止められず、一挙5失点。今季はこの試合前まで、登板した全試合で6回以上を投げ、2失点以内と安定感抜群の投球を披露していたが、悔しいマウンドとなった。

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