広島・床田 “神宮仕様”で2勝目つかむ「球場も狭いソロOKぐらいのつもり」 〝二刀流〟躍動もイメージ

 敵地にマッチした投球で、チームを上昇気流に乗せる。23日のヤクルト戦に先発する広島・床田寛樹投手(29)が22日、“神宮仕様”で2勝目を狙うと意気込んだ。本塁打が出やすい球場であることを踏まえ「大胆に攻めていければいいかな」とツバメ打線を封じるためのシナリオを描いた。

 打者有利と言われる神宮球場では昨年、2試合で0勝1敗。8月10日の一戦では3回7失点(自責5)でKOされた。「フライが上がると『やばい』みたいに思う」と冷や汗が出ることもある。だからこそ「いつもは投げ下ろすイメージだけど、投げ上げるイメージで投げたり。そうじゃないとストライクが入らない時がある。一球一球修正しながら投げていければ」。大胆に腕を振る一方、繊細さも忘れることなくアウトを重ねる。

 ヤクルトとは今月2日以来の顔合わせ。前回は7回無失点で勝敗は付かなかった。現在は村上とサンタナが打率・328でリーグ首位打者に名を連ねている。「球場も狭いのでソロ(本塁打)OKぐらいのつもりで走者をためないように」と鍵を挙げた。

 前回16日のDeNA戦で今季初勝利。バットでも適時打を放ち“二刀流”の躍動を見せた。「最近、長打を打ちたくて(体が)開き気味なので、センターから左方向へ打てれば」と快音のイメージを膨らませつつも「犠打を決めたい」と自身の役割を全うする構え。舞台に適した投球で、チームの連勝を伸ばす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス