広島・新井監督 開幕戦4打数4三振の田村をフォロー「これをいい経験にしてもらいたい」一問一答

 8回の攻撃を終え、選手交代を告げた新井監督
 3回、生還した小園(左)とタッチを交わす新井監督
 3回、小園は中前安打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA4-3広島」(29日、横浜スタジアム)

 広島は逆転負けを喫し、開幕戦は2年連続の黒星発進。同点の八回、2番手・島内が代打・大和に1死満塁から勝ち越しの犠飛を浴びた。

 打線は相手先発・東から三回に5連打などで、幸先良く3点を先制。だが、自身初の開幕投手を務めた九里が直後の三回、度会に同点3ランを被弾した。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -先発・九里は7回3失点と粘りの投球。

 「初めての開幕投手で緊張もあったと思うけど、ナイスピッチングだった」

 -球数89球での降板。

 「開幕戦だから、そんなに疲労のね、疲れ方も(普段と)違うと思うし、初めての開幕だから。そんなに引っ張ろうと思ってなかった。最初からね」

 -打線は好投手・東から2桁安打。

 「ホント、みんなよく振れていた。開幕戦で緊張もあったと思うんですけど、みんなよくスイングできていた」

 -小園は猛打賞。

 「やっぱり彼は中軸として、1年間期待しているし、やってもらわないといけない選手なので。本当にナイスバッティングだったと思います」

 -ファーストストライクを積極的に振りにいっていたのは、チームの方針か。

 「そうやね。そこも去年(東投手に)4敗しているから。打撃コーチがいろいろ選手によって対応の仕方を伝えてくれていたと思う」

 -今後も東と対戦が見込まれる。

 「今年も途中から配球も変わってきた。ちょっとでもね、『今年は違うな』と思ってもらえたんじゃないかな」

 -開幕戦初スタメンの田村は4打数4三振。

「もちろんね、彼もオープン戦とかでいいものを見せてくれているし、こちらも期待して出しているけど、そんなに簡単にやはり打てるものじゃないと思っている。これをいい経験にしてもらいたい」

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