広島のドラ3・滝田 登板直前にまさかの降雪で中断も「サプライズって感じです」北海道出身で動じず

 5回、雪が降る中で投球練習する滝田(撮影・市尻達拡)
 5回、堀内の送りバントを処理する滝田(撮影・市尻達拡)
 5回、楽天の攻撃前、突如降り出した雪にベンチから手を出して確かめる新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天3-1広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)

 広島のドラフト3位・滝田一希投手(22)=星槎道都大=がハプニングにも動じずに、好投を見せた。

 五回に先発・九里からバトンを受け取り、マウンドへ。しかし、投球練習中に突然の吹雪。滝田ら守備位置に就いていた選手は一度、ベンチに戻り、試合は一時中断となった。

 6分間の中断を挟み、試合は再開。ルーキーであればメンタルを揺さぶられる場面だが北海道出身の左腕は違った。「サプライズって感じです(笑)。久しぶりに雪を見られたのでうれしかったです」とけろり。先頭の黒川に内野安打を浴びるも、後続を断ち、無失点。気温が低い中での登板だったが「北海道の方が寒い。全然暖かいほうだと思います」とこの男に気温は関係なかった。

 オープン戦2試合目の登板も好投で2戦連続の無失点。「全体的にボールも良かった。まだまだ先もあるので反省しながら次の準備をしたいです」と前を向いた。

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