広島 22年度ドラ1・斉藤が2回6失点 1イニングで51球 マウンドにトレーナーが歩み寄る場面も

 斉藤は2回6失点で交代する(撮影・市尻達拡)
 3回、斉藤はこの回6点目を奪われ悔しい表情を浮かべる(撮影・市尻達拡)
 3回、トレーナーは塁審にマウンド付近まで進むことを止められる(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、広島-巨人」(24日、コザしんきんスタジアム)

 2番手で登板した高卒2年目の斉藤優汰投手が2回7安打6失点で降板した。球数は72球。1イニング目だけで51球を投じ、マウンドにトレーナーが歩み寄る場面もあった。

 右腕は三回から登板。先頭・門脇に、いきなり3ボールとした後に左前打を食らい、次打者・岡本和には四球を与えた。その後は大城卓、佐々木、泉口らに適時打を浴びて6失点。先頭の門脇には153キロを記録した直球も、打者一巡した頃には145キロとなり、トレーナーがマウンドの右腕に歩み寄る場面もあったが続投し、後続をなんとか断ち切った。

 2イニング目の四回はカーブを多投。岸田を三飛、吉川を空振り三振、佐々木には内野安打を浴びたものの、次打者・泉口を遊ゴロに仕留め、立ち直った姿を見せた。

 斉藤は高卒2年目。今キャンプが自身初の1軍キャンプとなっている。

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