カープ島内「空気感みたいなモノもあるじゃないですか」 セットアッパーとして心に留めている配慮とは

 広島・島内颯太郎投手(27)が19日、デイリースポーツのインタビューに応じた。昨季は自身初のタイトルとなる最優秀中継ぎ投手賞を獲得。今季、さらなる躍進を目指す右腕がインタビュー中に見せた素顔を担当記者が明かす。

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 落ち着いた口調で丁寧に自らの考えを語ってくれた。自分に付く黒星の重みに耐えるのもリリーフの戦い。打たれた試合では、いつ気持ちをリセットするのかを尋ねた。「寝る前まで、ですね。日をまたいだら全く別の日。引きずっていてもチームに迷惑をかけるだけ」。メンタル面でのタフさが求められる役目。スイッチを切り替えるタイミングを教えてくれた。

 そして仲間に気を使わせない配慮も忘れない。

 「言葉にするのは難しいんですけど、空気感みたいなモノもあるじゃないですか。チームで野球をしているので。そういうのを出さないようにするのも大事」

 長いシーズン、やり返す機会はいくらでもある。心身ともにたくましさを増す若き右腕。新井カープ2年目もチームのために腕を振り、歓喜を呼び込む活躍を期待したい。(デイリースポーツ広島担当・向 亮祐)

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