広島・新井監督 床田の登録抹消は「どこかを痛めたとかではなしにね」「蓄積した疲労もあると思う」【一問一答】
「広島東洋カープ3-9阪神タイガース」(16日、マツダスタジアム)
広島は投打ともに奮わず阪神に完敗。打線が相手先発・大竹にまたもや抑え込まれた。
3点を追う初回無死一塁で2番・田中が二ゴロ併殺。2死から一、二塁の好機をつくるもマクブルームが二ゴロに倒れた。二回も2死一、二塁で秋山が中飛。五回に相手失策と秋山の安打で1死一、三塁と攻めるも、田中が遊ゴロ併殺で反撃ムードがしぼんだ。
これで大竹に対して6連敗。CSも見据えた上で攻略を目指したが、11勝目を挙げた相手左腕に半分以上となる6勝目を献上した。
先発・森下は五回途中7失点でKO。7失点は今季ワーストで、5回5失点で黒星を喫した9日・阪神戦に続き2週連続で相手打線に屈した。
試合後、新井監督との一問一答は以下の通り。
-森下は立ち上がりから精彩を欠いた。
「いつもだったら投げていく中で修正がきくんだけど、なかなか軸になるボールが見つからず、ストライク先行ができず苦しい投球になっていったように見えたよね。その辺りもまた修正して次の登板に備えてほしい」
-打線は先週に続いて大竹に苦戦。
「いろいろ考えて、いろんなことをやっているけど、それが結果につながらない。また、そこも考えてやらなきゃいけないなと思います」
-試合前時点で、大竹に対し7打数4安打と好相性の田中を2番で起用。
「前回(9日)の対戦でいいアプローチをしていたので。その辺り、また対戦があると思うので、考えて臨んでいきたい」
-床田が抹消。
「別にどこかを痛めたとかではなしにね。彼も蓄積した疲労もあると思うので、その辺りのコンディションを考えて抹消しました」
-秋山に久々の安打が出た。
「久しぶりだよね。本人もホッとしていると思うし、また明日以降の試合につなげてもらいたい」



