広島〝夏男〟デビッドソン 阪神追撃の誓い 「期待に応えようと」8月8発&巨人戦8発

 広島のマット・デビッドソン内野手(32)が28日、“夏男”として29日からの巨人戦でチームを勝利に導くと誓った。17本塁打中8本を8月に放っており、打撃は上昇傾向にある。巨人戦での本塁打も対セ5球団で断トツの8本を誇る。自慢のパワーでアーチを描く。

 頼れる助っ人だ。ペナントレース終盤になりデビッドソンが存在感を示す。「打点を挙げたり長打を打つことが求められ、できている」。充実の毎日に白い歯がこぼれた。

 絶好調だ。前カードのヤクルト3連戦は1試合2発を含む計3発と大暴れした。8月は8本塁打、15打点。結果が出なかった7月までとは対照的に打線をけん引する。

 「チャンスを与えてくれた新井監督をはじめ、コーチ陣には感謝してもしきれない」

 出場選手登録抹消は左肩を痛めた5月の一度だけ。打てなくても1軍で起用され続けた。コーチ陣との打撃談議は日常茶飯事。身ぶり手ぶりを交え、長い時は30分以上、言葉を交わす。自身も日本野球に適応しようと助言に耳を傾け、実践してきた。

 「信頼してくれた。期待に応えようとやってきて、今こういう結果になっている」

 “夏男”は感謝の気持ちをバットに込める。

 負けられない戦いが続く。29日からの巨人戦は、最も結果を残しているチームだ。前回対戦でも2発を放っており、G戦は通算8本塁打、17打点を記録する。

 「序盤は苦しくてチームに貢献できなかった。勝利のために頑張りたい」。バットで猛虎追い上げムードを高める。

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