広島・新井監督 勝利呼び込んだリリーフ陣を称賛「みんなが頑張って耐えていた」【一問一答】

 試合を締めた矢崎(手前)を迎える新井監督(撮影・伊藤笙子)
 9回、右中間へ満塁本塁打を放ち、ナインに迎えられる坂倉(中央)=撮影・伊藤笙子
 7回、降板し新井監督(左)からねぎらいを受ける床田
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 「DeNA1-6広島」(2日、横浜スタジアム)

 広島が接戦を勝ちきった。

 1-1の九回に秋山の一塁への適時内野安打で勝ち越すと、坂倉の3号満塁本塁打で突き放した。

 投手陣は先発した床田が七回途中まで1失点と踏ん張ると、後を受けた島内も粘投。ターリー、矢崎とつなぎ試合を締めた。

 この日までDeNAは7連勝。本拠地でも9連勝中と白星を積み重ねていた。首位の勢いを止める1勝でチームは貯金1とした。

 試合後の新井監督の主な一問一答。

 -苦しい試合展開。最後に集中打で突き放した。

 「チャンスは数少なかったけど、気迫だったり、集中力だったりをすごく感じましたし、床田がナイスピッチングで、島内、ニック(ターリー)、矢崎。みんなナイスピッチングだったですね。やっぱり投手がね、先発もブルペンも、みんなが頑張って耐えていたから最後の集中打につながったと思うんですよね。ほんと、いい勝ち方だったと思います」

 -独特な雰囲気の中で最後、坂倉が満塁弾。

 「そうよね。サクも捕手に専念して考えること、やることもたくさんあって大変だと思うけど、ここ数試合ね、彼本来の打撃ができてきているし、打撃コーチのアドバイスも聞いているんじゃないですか?自分から入っていって、空振りしてもいいから、どんどん仕かけていきなさいという助言をしていたし、実際に満塁ホームランを打つ前も打撃コーチが話をしていたし」

 -決勝点の場面は秋山の積極的な打撃と菊池のスタート。

 「そういう細かいところ。最後、サクの満塁弾でバーンと点が入ったけど、いま言った細かいこと。走塁であったり、何とか前に飛ばそうという打撃だったり、そういう細かいところが、みんなでつないで、つないで。もちろん、打ったサクは素晴らしいですけどね。開幕前に、自分たちは試合をしながら強くなっていかないといけないという風に言ったと思うけど、きょうの試合はそういう試合だったと思います」

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