逆転負けの広島・新井貴浩監督 六回に4失点「あそこは勝負にいっているので」

 6回、遠藤を諦め投手交代を告げる新井監督(撮影・田中太一)
 6回、アキーノ(奥)に2ランを浴びたアドゥワ
 4回、左前へ先制適時打を放った西川(撮影・田中太一)
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 「中日5-2広島」(12日、バンテリンドーム)

 広島が逆転負け。連勝は5で止まった。

 2-1の六回。遠藤がアルモンテに同点ソロを浴び、代わったアドゥワもアキーノに来日1号2ランを浴びるなど、この回一挙4点を奪われた。

 打線は四回に西川が先制の2点適時打を放つものの、その後は追加点が奪えなかった。

 試合後の新井監督の一問一答。

 -遠藤は制球に苦しみながらの投球が続いた。

 「粘り強く投げてくれていたし、試合はつくってくれたと思います」

 -六回の失点は。

 「あそこは勝負に行っているので。アドゥワが行ったのは木下のところでしょ。(直前に)バントして三塁に進んで。前の打席のライト前ヒットが追い込んでから高めをパーンと反応していたので、あそこはアドゥワにチェンジすると決めていた。そこで勝負にいって、結果は結果なので。また次の登板に備えてもらいたい」

 -難しい場面ではあった。

 「難しいよね。それも今後の糧にしてもらいたい。抑えても打たれても今後の糧にしてもらいたい」

 -黒原、中村祐が今季初登板した。

 「(中村)祐太は途中からだけど、開幕1軍メンバーで投げていないのは黒原だけだったので、それはすごく頭にあった。あれだけ登板間隔が空いた中でストライクを先行させて、3人で(終えて)ナイスピッチングだったと思います」

 -ビハインドでの登板としても内容がある。

 「黒原にとっては今年初めてのマウンドであれだけ登板間隔が空いた中でも、どんどん初球からストライク先行できるんで。こちらはそういうところを評価しています。ただ抑えただけじゃなく、内容も良かったので、ナイスピッチングだったと思います」

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