広島・戸根が古巣・巨人を相手に1回無失点 オコエとの現役ドラフト対決で三振奪う
「オープン戦、巨人-広島」(25日、沖縄セルラースタジアム那覇)
広島・戸根千明投手(30)が三回からマウンドに上がり、昨季までの古巣・巨人打線に対峙(たいじ)した。
先頭の岡田を遊ゴロに料理。続くオコエを2球で追い込むと、最後は低めの変化球を振らせて空振り三振に斬り、“現役ドラフト対決”を制した。2死から吉川に三塁打を浴びたが、続く長野を二飛に仕留めてピンチを切り抜けた。
試合前にはケージ裏で、巨人・原監督にあいさつ。笑みを浮かべて激励され、中田翔、坂本らにもあいさつして談笑する場面も。巨人時代もムードメーカーだった男は移籍しても古巣を和ませ、一塁ベンチは笑顔があふれていた。





