広島 メジャー通算54本塁打のマット・デビッドソン獲得へ 今季3Aで32発 三塁守備も安定
広島が来季の新外国人選手としてマット・デビッドソン内野手(31)=前アスレチックス傘下3A=を獲得することが12日、明らかになった。右の長距離砲で、メジャー通算54本塁打を放っている強打者だ。
球団首脳は大筋での契約合意を認めた上で「打撃面に加えて三塁の守備も安定している。特にスローイングに安定感がある」と評価した。
デビッドソンは13年にダイヤモンドバックスでメジャー初昇格を果たし、ホワイトソックス在籍時の17年は26本、18年は20本と2年連続で2桁本塁打を記録した。その後はメジャーに定着できず、今季は13試合で2本塁打にとどまった。それでも3Aでは86試合に出場し32本塁打、66打点で打率・310と好成績を残した。
5位に終わった今季、チーム打率はリーグトップの・257だった。その一方で91本塁打はリーグ4位の数字だった。新井新監督が指揮を執る来季。長打力不足解消と得点力アップに期待がかかる。