広島・佐々岡真司監督が今季限りで辞任 不振の責任取り 4年連続Bクラスが確定

 栗林(左)と談笑する佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 大瀬良(右)と談笑する佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 九里(右)と言葉を交わす佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
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 広島の佐々岡真司監督(55)が今季限りで辞任することが2日、わかった。チーム不振の責任を取り、この日までに球団に辞意を申し入れ、了承された。

 就任3年目の今季は、開幕6連勝とスタートダッシュに成功しながら、苦手の交流戦で黒星がかさんだ。前半戦を勝率5割でターンしたものの、その後は勝ち星を伸ばせずV逸。9月30日のヤクルト戦に敗れ、4年連続のBクラスが決まった。

 佐々岡監督は19年秋に監督に就任。球団では、代行監督を除けば67年の長谷川良平以来53年ぶりの投手出身監督としてチーム再建を託された。

 1年目の20年は52勝56敗12分けの5位に終わり、2年目の昨季21年は63勝68敗12分けで4位だった。

 球団は、球団OBを基本線に次期監督についての選定に入る。

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