広島・先発大瀬良が大誤算 今季ワースト1試合3被弾6回途中7失点KO リード守れず

 4回、オスナの適時二塁打で失点した大瀬良(中央)=撮影・伊藤笙子
 5回、塩見(奥)に同点2ランを浴びた大瀬良(撮影・伊藤笙子)
 6回、長岡(奥)に勝ち越し2ランを浴びた大瀬良(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト-広島」(9日、神宮球場)

 先発した広島・大瀬良大地投手(31)が6回途中でKOされた。5回2/3を9安打7失点で無念の降板。9安打と7失点はいずれも今季ワーストタイ。同ワーストの1試合3被弾で、踏ん張り切れなかった。

 二回、先頭の村上に先制のソロをバックスクリーンに運ばれた。味方が3点を勝ち越した四回はオスナの適時打で1点を献上したが、後続は封じた。

 しかし、五回1死一塁から1番・塩見に同点2ラン。リードを守れず試合を振り出しに戻された。さらに同点の六回は2死一塁から8番・長岡に勝ち越し2ラン。追い込んでから粘られ、最後は6球目を右翼ポール際に持って行かれた。続く代打・青木を右前打で出塁させ、佐々岡監督がベンチを立った。

 1軍復帰登板となった前回2日のDeNA戦では7回無失点で63日ぶりの勝利を挙げていた右腕。しかし自軍に流れを呼び込めず、首位チームの長打力に屈する形での降板となった。

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