17得点大勝の広島・佐々岡監督一問一答 「こういう試合の後のね、大事さってある」

球審に選手交代を告げる佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
4回、左翼スタンドへ満塁本塁打を放つ末包(撮影・立川洋一郎)
5回、左翼スタンドへ2ランを放つマクブルーム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島17-3DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 広島が一気呵成(かせい)に攻め、大勝した。

 初回から得点を積み重ねると、2点を奪って迎えた四回無死満塁で、ドラフト6位・末包昇大(大阪ガス)が左越え満塁本塁打を放ち、リードをさらに広げた。新人選手の満塁弾は、球団では1992年の町田公二郎以来30年ぶり2人目だが、本拠地でのグランドスラムは末包が初めてだ。

 マクブルームが2本塁打を記録するなど、この試合前までリーグワーストの11本塁打だった攻撃陣は21年以来の1試合5本塁打。さらに菊池涼、マクブルーム、坂倉、上本がそれぞれ4安打。過去にカープだけが2度記録している1試合4安打4人以上を再び成し遂げた。

 本拠地で戦ったゴールデンウィーク6連戦を4勝2敗で終え、2位に浮上した。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。

 -21安打17得点、本塁打も5本。見事なつながり。

 「本当に初回いいつながりで勢いに乗ったという試合展開になりました。やっぱり初回の健人(中村健)が四球を選んで、キク(菊池涼)がね。バスターエンドランを決めてくれた。そのつながりが一番大きかったと思います」

 -ホームランも出た。

 「打線はね、わからないもので、こういう展開がずっと続けば、ホームランが出て何もすることはない(笑)。基本はやっぱり投手がしっかりとね、守備でもきょうもちょっと出ましたけど、その辺はね、勝った時こそ締めていきたいと思います」

 -末包は持ち味のホームランが出た。

 「一発という魅力がある選手。使っている以上は期待に応えてくれるとうれしいですね」

 -いい形で大型連休を締めくくった。

 「5月はこいのぼりの季節とよく言われる中でね、この連休を6試合できて勝ち越しもできました。今年は満員の中で、声援の中でできるのは選手の力になっている。敵地に行ってもカープファンはたくさんいるので、ファンの声援を背に頑張って1試合、1試合やっていきたい。こういう試合の後のね、大事さってあるのでね、火曜日から気を引き締めてやっていきます」

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