巨人に勝ち越しの広島・佐々岡監督 7回1安打快投の新助っ人は「“まだ元気だ”と」
「広島3-0巨人」(5日、マツダスタジアム)
広島が接戦を制し今カードの勝ち越しを決めた。
来日初登板初先発したアンダーソンが五回まで完全投球。4者連続三振を奪うなど7回1安打7奪三振無失点で初勝利を手にした。
打線は五回、メルセデスから好機を作り、小園の二ゴロの間に先制点を奪取。六回に西川の適時二塁打で加点し、八回にも押し出し四球でリードを広げた。
この日の白星で首位・巨人とのゲーム差は1・5となった。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-アンダーソンについて。
「立ち上がりから強い球を投げて、ナイスピッチングでした。緊張したと思うが、力も入るなかでも素晴らしい投球をしてくれた」
-序盤は直球、中盤は変化球。
「磯村がうまくリードしてくれた。1巡目は速球で押して三振を取る、2巡目以降はちょっと力んだところもあると思うんですけど、落ちてきたかもしれない。そこは磯村がうまく踏ん張らせて、変化球を使いながら投げさせていた」
-アンダーソンの長所は。
「真っ直ぐに強さがあるし、空振りも取れる。それに制球力。暴れる球がないしね」
-7回82球で交代させた。
「ファームでも6回ぐらいしか投げていないしね。最初は真っ直ぐで押していたので疲れが出て、質も落ちてきているというのがあった中で、7回というところを投げてくれたのは大きかったし、本人は“まだ元気だ”と言っていましたけどね」